浴室の二重窓リフォームで得られる効果とは?断熱性向上や音漏れ抑制、防犯対策を解説

日々の疲れを癒す大切なバスタイム。
しかし、冬場の浴室の冷え込みは、快適さを損なうだけでなく、健康面での懸念もつきまといます。
窓から伝わる冷気や、外に響く音、あるいは安心感への不安など、浴室の窓にまつわる悩みは少なくありません。
こうした悩みを解消し、より快適で安全なバスタイムを実現するためのリフォームとして、浴室への二重窓設置が注目されています。

浴室二重窓リフォームで得られる効果

断熱性向上で浴室を暖かく


浴室に二重窓を設置することで、窓からの冷気を遮断し、浴室全体の断熱性が向上します。
これにより、冬場でも浴室を暖かく保ちやすくなり、入浴中の急激な温度低下を抑えることができます。
特に、古いタイル浴室は断熱性能が低い傾向にあるため、二重窓の効果を実感しやすいでしょう。
暖房を付けた部屋から寒い脱衣所や浴室への移動による急激な血圧変動、いわゆるヒートショックのリスク軽減にもつながります。
また、窓からの冷気を防ぐことで、湯冷めしにくくなる効果も期待できます。

入浴時の音漏れを抑制


二重窓は、その構造から空気層が生まれるため、断熱効果だけでなく防音効果も期待できます。
浴室で発生するシャワーの音や歌声などが、外部に響きにくくなります。
隣家との距離が近い場合や、交通量の多い道路に面している浴室など、音漏れが気になる環境にお住まいの方にとって、リフォームによる静かでプライベートな入浴空間の確保は大きなメリットとなるでしょう。

空き巣被害を防ぐ


警視庁の調査によると、侵入窃盗の侵入口として窓が最も多いというデータがあります。
浴室の窓は、人目につきにくい場所にあることも多く、侵入のターゲットになりやすい箇所です。
二重窓を設置することで、窓を破るのに手間がかかるため、空き巣に狙われにくくなるという防犯効果が期待できます。
外部から二重窓になっていることが確認できれば、侵入を諦める抑止力にもなり得ます。


浴室二重窓設置の注意点

結露やカビ対策は必要


浴室は他の部屋に比べて湿度が高くなりやすいため、二重窓を設置しても結露が完全に無くなるわけではありません。
特に冬場は、室内外の温度差によって結露が発生しやすくなります。
結露を放置すると、窓周りにカビが発生する原因となるため、定期的な換気や、発生した結露を拭き取るなどの対策が必要です。

掃除の手間が増える


二重窓を設置すると、外窓と内窓の間に隙間ができるため、その部分の掃除が必要になります。
特に結露しやすい時期には、この隙間に溜まった水分を放置するとカビの原因となるため、こまめな手入れが求められます。
窓が一重の状態に比べて掃除箇所が増えるため、手間が増えるという点は考慮しておきましょう。

換気の手間が増える


浴室のカビや湿気を防ぐために、入浴後に窓を開けて換気を行うことは一般的です。
二重窓を設置した場合、換気のために外窓と内窓の両方を開ける必要が出てくるため、換気にかかる手間が増える可能性があります。
窓の開閉が重いと感じる場合などは、事前に確認しておくと良いでしょう。


浴室窓リフォームで知っておくべきこと

古い浴室の断熱性能


浴室の寒さ対策として二重窓リフォームを検討する場合、浴室自体の断熱性能も重要な要素です。
特に築年数の長いタイル浴室では、壁や床の断熱材が不十分な場合が多く、窓だけを二重窓にしても、浴室全体の温度低下まで完全に防ぎきれないことがあります。
最近のユニットバスは断熱性が高いものが多いですが、古い浴室の場合は、二重窓設置と合わせて壁や床の断熱改修、あるいは浴室全体のユニットバスへのリフォームも検討すると、より高い効果が得られます。

補助金制度の活用


国や自治体では、省エネルギー化を推進するため、窓の断熱改修などに対する補助金制度を設けている場合があります。
例えば、先進的窓リノベ事業のような制度を利用することで、リフォーム費用の一部が補助される可能性があります。
こうした補助金制度を上手に活用することで、費用負担を軽減しながらリフォームを進めることができます。
制度によっては、一定以上の性能を持つ窓への改修が条件となったり、申請期間が限られていたりするため、事前に情報を確認し、計画的に進めることが大切です。

DIY・賃貸での実施可否


二重窓の設置は、DIYで行うことも不可能ではありません。
しかし、断熱性や気密性を最大限に引き出すためには、既存の窓枠の歪みに対応するための正確な採寸や微調整が重要になります。
そのため、専門的な知識や経験を持つプロに依頼する方が、より確実で効果的な施工が期待できます。
また、賃貸住宅で浴室に二重窓を設置したい場合は、事前に大家さんや管理会社に相談が必要です。
窓枠にビス穴を開けるなどの工事が必要になる場合、退去時の原状回復義務との兼ね合いや、費用の負担について確認しておきましょう。

まとめ


浴室の二重窓リフォームは、断熱性の向上による浴室の暖房効果、入浴中の音漏れ抑制、そして侵入防止といった防犯面でのメリットをもたらし、バスタイムの快適性と安全性を大きく向上させます。
一方で、結露やカビ対策、掃除や換気の手間が増えるといった注意点も存在します。
特に古い浴室では、窓だけでなく壁や床の断熱性も考慮し、補助金制度なども活用しながら、ご自宅の状況に合わせた最適なリフォーム計画を立てることが重要です。

よくある質問


Q. 浴室に二重窓を設置するとどんな効果がありますか?

A.浴室に二重窓を設置すると、断熱性が大きく向上します。
外気の影響を受けにくくなるため、冬場のヒヤッとした寒さを軽減でき、ヒートショック対策にもつながります。
また、結露の発生を抑えやすくなり、カビ対策としても効果的です。
快適性と安全性の両面でメリットのあるリフォームです。

Q. 音漏れや防犯面にも効果はありますか?

A.はい、二重窓は防音性・防犯性の向上にも役立ちます。
外からの騒音が入りにくくなるだけでなく、浴室内の音が外に漏れにくくなるため、プライバシー確保にもつながります。
また、窓が二重になることで侵入に時間がかかり、防犯面での安心感も高まります。
特に道路沿いや人通りの多い場所にある浴室にはおすすめです。

Q. 工事期間や費用はどれくらいかかりますか?

A.浴室の二重窓リフォームは、既存の窓の内側にもう一つ窓を設置するケースが多く、工期は1日程度で完了することがほとんどです。
費用は窓のサイズや仕様にもよりますが、10万円〜20万円前後が目安です。
比較的手軽にできる断熱リフォームとして、人気の高い工事です。

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