玄関にエコカラットと姿見を設置する際のポイント
玄関に姿見があると、外出前に靴まで含めた身だしなみを確認できます。
姿見の周囲へエコカラットを張れば、壁面に立体感を加えながら、玄関の湿気やにおいにも配慮できます。
ただし、鏡と壁材を別々に選ぶと、端部に細い隙間が残る、スイッチや巾木と柄がぶつかる、照明が映り込むといった問題が起こりかねません。
そこで今回は、玄関へエコカラットと姿見を設置するときに確認したい下地や寸法、配置、施工順序をご説明します。
玄関にエコカラットと姿見を付けられる?
エコカラットと姿見は多くの玄関へ設置できますが、壁の状態や設備の位置によって納め方が変わります。
エコカラットには厚みがあり、鏡も壁へ確実に固定する必要があるため、完成後の見た目だけでなく、下地と端部の処理まで工事前に決めることが大切です。
壁の下地と平らさを確認する
エコカラットをきれいに張るには、下地が平らで、接着に適した状態であることが前提です。
既存の壁に浮きや大きな凹凸、傷みがある場合は、先に補修します。
壁紙が張られている壁では、基本的に施工範囲の壁紙を剥がし、下地の種類に合う前処理を行います。
姿見も、鏡面がゆがんで見えないよう平らな壁へ取り付けます。
天井まで届く大きな鏡や重量のある鏡では、寸法に加えて固定方法を確認する必要があります。
壁内部の下地の位置や、鏡用接着剤を使用できる壁面かどうかを調べ、安全に固定できる方法を決めます。
巾木やスイッチとの位置関係を考える
壁の下部に巾木があると、姿見やエコカラットを床まで下ろす際に端部がぶつかります。
巾木を鏡の手前で止めるのか、形に合わせて加工するのか、鏡の下端を巾木より上にするのかを決めます。
玄関収納の側板やドア枠に接する部分も、細い隙間や不自然な切り物が残らないよう採寸します。
スイッチやコンセントが施工範囲にある場合は、エコカラットの厚みに合わせてプレートまわりをきれいに仕上げます。
スイッチやコンセントがタイルの並びに合わない位置にあると、細かな切り加工が増え、見た目も整いにくくなります。
鏡とエコカラットの境目、設備の中心、壁面の端を基準に、タイルの配置を考えます。
採寸と施工の順序を決める
オーダーミラーは、壁の幅や天井高、巾木、ドア枠などを現地で測って製作します。
図面上の寸法だけで注文すると、実際の壁にわずかな傾きや寸法差があった場合に納まらない可能性があります。
施工場所の状態を確認し、取り付けに必要な余白を含めて寸法を決めます。
エコカラットと姿見を同じ壁へ設置する場合は、どちらを基準に配置するかを先に決めます。
鏡を取り付ける範囲には壁材を張らないのか、壁材の施工後に鏡を納めるのかによって、下地処理や寸法が変わります。
鏡の製作期間も含めて工程を組み、周囲の壁材との境目がきれいにそろうよう、施工順序を決めます。
姿見と壁材はどう配置する?
姿見とエコカラットの配置は、玄関の広さ、玄関に入ったとき正面に見える壁、照明の位置によって印象が変わります。
鏡の使いやすさを確保しながら、壁材の柄が途中で不自然に切れない範囲を選びます。
全身が映る位置と大きさを選ぶ
姿見は、玄関で靴を履いた状態でも全身を確認できる位置に設けます。
鏡から立ち位置までの距離を取り、家族の身長差を考えて上下の位置を決めます。
天井近くまで伸ばすと縦の広がりを感じやすくなりますが、梁や照明、天井見切りとの納まりを確認する必要があります。
鏡の幅は、映る範囲だけでなく壁面全体とのバランスで選びます。
玄関収納やドアを開けたときに鏡が隠れないか、荷物を運ぶ際にぶつかりやすい場所ではないかも確認します。
鏡の端部が人の通り道に近い場合は、角や縁の仕上げにも配慮します。
エコカラットを張る範囲を絞る
エコカラットプラスは調湿・脱臭などの機能を持つ内装壁材で、靴のにおいや湿気が気になる玄関にも使われています。
ただし、使用環境や換気の状態によって感じ方は異なります。
機能だけに頼らず、日常の換気や靴の乾燥と組み合わせて使います。
壁全面へ張るほか、姿見の片側や周囲だけに張ってアクセントにする方法があります。
施工範囲を絞ると、費用を調整しながら柄を目立たせられます。
凹凸が大きいデザインや濃い色は存在感が出やすいため、玄関の広さ、床、建具、収納の色と合わせて選びます。
照明と鏡の映り込みを確認する
玄関照明が鏡へ直接映る位置にあると、まぶしく感じたり、顔に影ができたりすることがあります。
姿見の正面に立ったとき、天井照明や廊下の光がどのように映るかを確認します。
必要に応じて鏡の位置や幅をずらし、照明との距離を調整します。
エコカラットは表面の凹凸によって光の陰影が変わります。
壁面に沿って光が当たると立体感が出やすい一方、強い光では凹凸の影が目立つこともあります。
昼と夜の明るさを想定し、姿見の映り方と壁材の見え方を一緒に確認しましょう。
守口市で玄関の壁面を整えた事例
現地採寸した姿見とエコカラットを施工
守口市のマンションでは、新しく購入した白くシンプルな空間に意匠を加え、玄関へ天井まで届く大きな姿見を設けたいとのご相談がありました。
オーダーミラーの大きさは、現地で壁を測りながら打ち合わせて決めています。
玄関にはオーダーミラーとエコカラットのグラナスルドラを施工し、LDKにはラフクォーツを採用しました。
工事費用は玄関とLDKの施工を含めて22万円、工期は2日で、建物の築年数は1〜5年です。
希望する仕上がりが明確だったため、内容に合わせて工事期間も具体的にご説明しました。
同じ玄関でも、壁の幅や下地、巾木、収納、照明によって適する鏡の寸法と壁材の割り付けは変わります。
ライフテックでは現地採寸を行い、姿見とエコカラットの境目まで含めてご提案します。
門真市・守口市周辺で玄関の壁面を整えたい方は、ご希望のイメージをお聞かせください。
まとめ
玄関へエコカラットと姿見を設置する際は、壁の下地と平らさを確認し、巾木やスイッチとの納まり、採寸と施工の順序を決めることが大切です。
全身が映る位置、壁材を張る範囲、照明の映り込みまで検討すると、使いやすくまとまりのある壁面になります。
鏡と壁材を別々に決めず、玄関全体の寸法と色から計画しましょう。





