浴室の手すりはどこに設置する?位置と形状の決め方を解説
浴室に手すりを設置したいと思っても、「どの位置に付ければ使いやすいのだろう」と迷う方もいるでしょう。
浴室では、出入口での移動、浴槽をまたぐ動作、立ち座りなど、場所によって体の動かし方が異なります。
そのため、手すりは決まった位置へ一律に取り付けるのではなく、使用する人の動作や体格、浴室の形状に合わせて考えることが大切です。
今回は、浴室の手すりを設置する位置や形状を検討するときのポイントをライフテックが解説します。
浴室の手すりはどこに設置すると使いやすい?
浴室の手すりを設置する位置は、「どの動作を支えたいのか」から考えることがポイントです。
まずは普段の入浴時の動きを確認し、手を添えたい場所や体を支えたい場面を整理しましょう。
浴室への出入りを支える出入口付近
浴室の出入口では、脱衣室から浴室へ移動するために姿勢を変えたり、段差を越えたりする場合があります。
こうした動作を支えたいときは、出入口付近への手すり設置を検討します。
手を掛けながら移動できる位置に手すりがあれば、体を支える場所を確保できます。
ただし、使いやすい高さや位置は使用する人の身長や動き方によって変わります。
出入口の形状やドアの開閉を妨げないかも確認しながら位置を決めることが大切です。
浴槽をまたぐ動作を支える浴槽の周辺
浴槽への出入りでは、浴槽の縁をまたぐために片足を上げる動作が必要になります。
このときに体を支えたい場合は、浴槽周辺への手すり設置を検討できます。
重要なのは、実際に浴槽へ入るとき、出るときに自然に手が届く位置を考えることです。
浴槽の高さや形状、洗い場との位置関係によって使いやすい場所は変わります。
手すりの位置だけを先に決めず、どこに立って、どちらの足から浴槽をまたぎ、どの方向へ体を動かすのかを確認すると検討しやすくなります。
立ち座りを支える洗い場の壁面
洗い場では、椅子から立ち上がるときや座るときに手すりを利用する方法があります。
立ち座りを支える目的なら、座った状態から自然に手を伸ばせて、立ち上がるまでつかみ続けられる位置を検討します。
浴室の広さによっては、シャワーや水栓、浴室ドアなどとの位置関係も考える必要があります。
手すりが普段の入浴動作を妨げないよう、浴室全体を見ながら設置場所を考えましょう。

浴室の手すりはどのような形状を選べばよい?
浴室用の手すりには、縦型や横型、L字型などがあります。
それぞれ支えやすい動作が異なるため、形状だけで選ぶのではなく、使用する目的と組み合わせて考えることが大切です。
体を支えながら移動しやすい縦型手すり
縦方向に取り付ける手すりは、立った状態で手を掛けたり、上下の異なる高さをつかんだりする使い方ができます。
たとえば、浴槽をまたぐときなど、体の高さが変化する動作を支えるために検討される形状です。
ただし、どの高さに設置すればよいかは使用する人によって異なります。
実際の動作を確認し、無理なく手が届く範囲を把握してから位置を決めましょう。
姿勢を安定させやすい横型手すり
横方向に設置する手すりは、手を横へ移動させながら体を支えたい場所などで検討できます。
浴槽内や洗い場など、一定の高さで姿勢を支えたい場面で利用する方法があります。
一方、横型であればどの場所でも使いやすいわけではありません。
手すりを必要とする動作や使用する人の体格に合わせ、取り付ける高さや長さを考える必要があります。
複数の動作を補助するL字型手すり
L字型手すりは、縦方向と横方向の部分を組み合わせた形状です。
縦部分と横部分を動作に応じて使い分けられるため、立ち座りなど複数の動きを支えたい場所で検討できます。
ただし、浴室内のスペースや設備の配置によって、取り付けられる範囲は異なります。
縦型・横型・L字型のどれが適しているかは、形状の特徴だけで判断せず、設置場所と実際の動作を合わせて考えましょう。
浴室の手すりを設置するときに何を確認する?
浴室の手すりは、使いやすそうな位置を決めるだけでは設置できません。
使用する人に合った位置に加えて、壁へ確実に固定できるかどうかも確認する必要があります。
使用する人の身長と動作に合わせた位置
手すりの位置を決めるときに重要なのが、実際に使用する人の体格と動作です。
同じ浴室でも、身長や腕の届く範囲、浴槽への入り方などによって使いやすい位置は変わります。
また、どの動作に負担を感じるのかによっても、必要な場所は異なります。
設置位置を検討するときは、普段と同じように浴室へ入り、浴槽をまたぐ、椅子から立つなどの動きを確認してみましょう。
そのうえで、自然に手を伸ばせる場所を考えることが大切です。
壁の下地と手すりの固定方法
手すりは、体を支えるために使用する設備です。
そのため、希望する場所に取り付けられるかだけでなく、壁へ適切に固定できるかを確認する必要があります。
浴室の壁の仕様や下地の状態によって、必要な施工方法は異なります。
見た目だけでは壁内部の状態を判断できないこともあるため、現地で確認したうえで設置方法を検討します。
「このあたりにつかまる場所が欲しい」といった希望があれば、まず施工会社へ伝え、実際に取り付け可能か確認するとよいでしょう。
浴室に手すりを設けた施工事例
ライフテックでは、守口市で浴室に手すりを設置したリフォーム事例があります。
浴室の手すりは、既製品を選ぶことだけでなく、使用する人の動作や浴室の状態を確認して設置場所を考えることが重要です。
ご自宅への設置を検討する際は、実際の浴室でどの動きを支えたいのかを整理しておくと相談しやすくなります。
▶︎ 浴室に手すりを設けた施工事例

浴室に手すりを付けたいものの、どこが使いやすいか判断できない場合は、実際の動作を確認しながら検討する方法があります。
ライフテックでは、住まいの状況やご要望を伺い、現地を確認したうえでリフォームをご提案しています。
まとめ|浴室の手すりは実際の動作に合わせて設置しよう
浴室の手すりは、出入口、浴槽の周辺、洗い場など、支えたい動作に合わせて設置位置を検討します。
縦型・横型・L字型などの形状がありますが、形だけで選ぶのではなく、使用する人の身長や動き方に合わせることが大切です。
また、希望する位置へ安全に取り付けるには、浴室の壁や下地の状態も確認する必要があります。
まずは普段の入浴動作を振り返り、「どこで体を支えたいのか」を整理してみましょう。
ライフテックでは、浴室の手すり設置を含む住宅リフォームに対応しています。
手すりを付けたい場所が決まっていない場合も、浴室の状態や使用する方の動きを確認しながら設置方法をご提案します。





